推薦!鹿男あをによし
今回、月光堂書店が推薦したい小説は「鹿男あをによし」(万城目学/2007年)。
卑弥呼の時代から続く日本の秘密。
奈良公園の鹿の秘密がわかります。
・鹿から「目の運び番」に任命された「おれ」
・野生的魚顔の女子高生、堀田イト
・考古学に精通している、小治田教頭
「さぁ、神無月だ ー出番だよ、先生」
中年の声で鹿が話してきたある指令、それは古都を舞台にした壮大な物語へと進んで行く。
まさか!女子高生、剣道、鹿・鼠・狐、そして卑弥呼まで…歴史ミステリー!
しかし〜小説を読んでから奈良公園の鹿を見ると、この中に本当に話が出来る鹿が居そうな気がしてきます。
「おれ」と堀田イトの関係も気になるところです。
2008年には玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子でフジテレビでドラマ化されてるので要チェックです。
ちなみに、【あをによし】とは「奈良」に係る枕詞で奈良の都を称えるための修辞です。