月光堂書店の推薦小説

架空書店"月光堂書店"の書店員がオススメする小説をご紹介いたします。

『居酒屋と小説』始めます。

居酒屋でひとりで飲んで小説を読む人へ。 おすすめ小説を紹介していきます。 2021年、春。 乞うご期待!

推薦!海がきこえる

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「海がきこえる」(氷室冴子/1993年)。 2年前のあの夏の日へ戻って行く。 高知・夏・17歳。 ・等身大の高知の高校生、杜崎拓 ・東京からの成績優秀な転校生、武藤里伽子 ・杜崎拓の親友、松野豊 高知の進学校から東京の大…

推薦!ラバー・ソウル

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「ラバー・ソウル」(井上夢人/2012年)。 一方的な片思いはストーカーになる。 恋に堕ちたらとことん彼女に幸せを! 一生を賭けた犯罪と恋。 ・洋楽専門誌に評論を書くだけだった、鈴木誠 ・美しいモデル、美縞絵里 コン…

推薦!六番目の小夜子

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「六番目の小夜子」(恩田陸/1992年)。 『六番目のサヨコの年』 美しい転校生、鍵、文化祭…何が起こる。 ・明るく責任感が強い、花宮雅子 ・成績優秀でスポーツ万能な美人の転校生、津村沙世子 ・クールな秀才、関根秋 ・…

推薦!パラドックス13

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「パラドックス13」(東野圭吾/2009年)。 3月13日13時13分13秒にこの現象は起きているのかもしれない。 極限の危機的状況SFサスペンスサバイバルを超えて行け。 ・所轄の刑事、久我冬樹 ・キャリア警察官、久我誠哉 ・女…

推薦!凍りのくじら

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「凍りのくじら」(辻村深月/2005年)。 藤子・F・不二雄のドラえもんへのオマージュが詰まった、少し不思議な物語。 ・失踪した写真家の父を持つ、芦沢理帆子 ・理帆子に写真のモデルになってほしいと頼む、別所あきら ・…

推薦!横道世之介

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「横道世之介」(吉田修一/2009年)。 青春時代を過ごした大切な日々、 読んだ後、横道世之介に会いたくなります。 ・流されやすく熱しやすい、横道世之介 ・サンバサークルの同級生、倉持一平 ・倉持と結婚した、阿久津唯…

推薦!鹿男あをによし

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「鹿男あをによし」(万城目学/2007年)。 卑弥呼の時代から続く日本の秘密。 奈良公園の鹿の秘密がわかります。 ・鹿から「目の運び番」に任命された「おれ」 ・野生的魚顔の女子高生、堀田イト ・考古学に精通している、…

推薦!太陽の塔

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「太陽の塔」(森見登美彦/2003年)。 失恋した時に初めてわかる、心が奪われるほど、研究をしたくなるぐらい好きだということ。 ・本作の語り手、ほぼストーカーな私 ・太陽の塔をこよなく愛してる、水尾さん ・物語のキ…

推薦!ぼくは明日、昨日のきみとデートする

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(七月隆文/2004年)。 一目惚れから始まる京都の大学生の恋物語、 しかし、真実を知った時、それは悲しくもお互いを思う愛に満ちた物語になる。 登場人物の思いや感情が出ていて気…

推薦!すべてがFになる

今回、月光堂書店が推薦したい小説は「すべてがFになる」(森博嗣/1996年)。 妃真加島(ひかまじま)の真賀田研究所で起こる不可思議な事件。 登場人物の魅力があって良いです。 ・優秀な研究者が集まる真賀田研究所 ・最高の天才、真賀田四季 ・冷静な大学助…

月光堂書店の推薦小説はじめました。

月光堂書店の推薦小説はじめました。 おすすめの小説を独自の感想入れて紹介していきます。